



保健より
ご家庭で大切に育てられたお子さんが集団生活に入ります。
今まで熱を出すことや、流行りの病気にかかりにくかったお子さんも、感染する機会が多くなります。
ご家庭でも健康状態を詳しく把握して、楽しく園生活が送れるようにしていきましょう。
健康管理
Health Preservation
(1) 早寝・早起き
- 決まった時間に気持ちよく眠ることができるように、環境を整えましょう。
- 大人の都合で夜更かしなどしないように、早寝早起きの習慣をつけましょう。
▽1日の睡眠時間(昼寝を含むおよその目安)
1歳未満:13時間以上
1~2歳:12~13時間
3~6歳:10~12時間
(2) 登園する前に
- お子さんの体温、機嫌、体の調子などに気を配りましょう。
- 顔を洗い、歯を磨き、髪を整えましょう。
- 朝食は一日の活力となります。朝食を食べて登園させましょう。
- 朝食後は排便を済ませましょう。毎日行く習慣をつけましょう。
(乳児組も少しずつ習慣づけていきましょう)
(3) 登園ができない状態とは・・・?
- 発熱・・・朝、体温が37.5℃以上の時、または前日38℃以上の熱が出た時(高熱が続いた時)
翌日熱が下がっても一日休み、様子を見て下さい。 - 下痢・・・頻回の時(1日3~4回以上)
- 感染症を発症した時
- 予防接種はお迎え後又はお休みの日に受けましょう。接種後の登園はご遠慮下さい。
- その他・・・元気がなく、ぐったりしていたり、機嫌が悪い、痛がる等
《保育園で具合が悪くなったときは・・・》
発熱、下痢、嘔吐、感染症を疑う時、万が一怪我をした時など、連絡をします。
状態に応じて緊急にお迎えをお願いすることもあります。その日の連絡先が変わる際は必ずお知らせ下さい。
(4)保育園と薬について
保育園では、原則として薬は預かれません。慢性疾患などの薬については、医師の処方したものに限りお預かりします。
その場合は、医師に記入して頂く与薬依頼書を記入の上、薬1回分のみお預かりします。
必要に応じて診断書をお願いする場合があります。
《内服薬の場合》
※基本は溶連菌の内服のみになります。風邪薬や下痢止めなど、薬が不要になった状態での登園をお願いします。
◎病院で処方された袋の中に、1回分の薬を入れて持ってきて下さい。
◎薬は必ず職員に手渡しして下さい。
◎ホクナリンテープを貼っている場合は、所定の用紙に記入して下さい。
《外用薬の場合》
※基本はオムツかぶれや保湿系の塗薬になります。
◎外用依頼と容器は必ず名前と塗布する場所を記入し、病院から頂いた袋に入れてお持ちください。
(大きな容器は小さめの容器に移し替えて下さい)
(5) 急病・怪我の対応について
園では万全を尽くして怪我、事故のないように努めて参りますが、保育中の怪我を完全に防ぐのは難しい場合があります。
園にいる間の急病・怪我で受診が必要になった場合は、保護者の方へご連絡してから受診します。
※健康保険証、乳幼児医療証に変更が生じた場合は、コピーをしてご持参下さい。
(古いものはシュレッダー処理いたします)
(6) 予防接種
病気にかかって治すより、かからないように予防したいものです。
保育園など小さな子どもの集団生活の中では、特に感染症や流行の病気にかかりやすくなります。
このような病気を防ぐためにも、下記のような予防接種がありますので参考にして下さい。
《保健所からの通知(無料)》
BCG(結核)・麻疹(はしか)・風疹・日本脳炎・水痘・ロタウイルス(2020年10月~定期接種)
四種混合(百日咳・ジフテリア・破傷風・ポリオの混合ワクチン)
《任意(有料)》
おたふく風邪・インフルエンザ等
◎予防接種を受けた時は、必ず保育園にお知らせ下さい。
◎接種後は副反応がでやすいので、30分間は接種会場で様子を見て下さい。
◎予防接種はお休みの日か、降園時に受けるようにしましょう。接種後の保育はお受けできません。
(7) アレルギー対応について
食物アレルギーをお持ちのお子さんは所定の用紙(保育所におけるアレルギー疾患生活管理指導表)に、医師による診断名などを細かく記入して頂きます。
それを元に、除去する食品を連絡をとりあい一致させ、丁寧にすすめていきます。
※お子さんの状況を知るために、かかりつけ医による6ヵ月・1年後の検査をお願いします。
◎誤食防止対策
- 隣に他児が座らないようにする
- トレーを利用する
- 配膳時の順番を一番初めにする
- 毎食複数人によるメニューチェックを行う





